【7月号】

みどり野幼稚園長 黒崎一枝

褒めること 厳しくすること

 6月20日、園庭にプールを設置しました。すぐにでも水遊び・プール遊びをしたい子ども達。みんなの思いが天に届いてプール日和となってくれるとよいのですが、まだまだ梅雨の最中、はっきりしないうっとうしい日が続きます。一方、この時季、雨に映える紫陽花が目を楽しませてくれています。紫陽花は日々色を変え、植えられた土壌によっても色が変わるので別名「七変化」、中国語では「八仙花」とも言われています。学名である「hydrangea」は「水の器」と言う意味のギリシャ語に由来しているとのこと、雨との相性がよいことも頷けます。その紫陽花もそろそろ盛りを終えるころでしょうか。年長さん、年中さんのお部屋を飾る子ども達の作った色とりどりの素敵な紫陽花は、今もこれからしばらく満開です。
 さて、品川アクアスタジアムのカマイルカ“ラッキー”をご存知でしょうか。かつて、「跳べないイルカ」として新聞や雑誌などで取り上げられてから、一躍人気者になったイルカです。すでに亡くなってから十年も過ぎており、記憶に残っていらっしゃる方も少ないかもしれません。
 当時、同館では唯一のオスのイルカであった“ラッキーくん”は、一番の怖がりで運動が大の苦手、パフォーマンスをなかなか覚えられませんでした。ジャンプというと、水族館にいる他のカマイルカの半分ぐらいの高さしか跳べません。ジャンプだけではなく水中での動きも鈍く、初めは絶望的だったそうです。そこで、トレーナーの土屋さんは、他のイルカのとき同様、それ以上に、演技ができないときは厳しく接しご褒美も与えずトレーニングに励んだそうです。しかし、“ラッキー”はいっこうに進歩せず・・・。悩み抜いた土屋さんは、少しでも進歩すれば褒めたり励ましたりするトレーニング方法に変え、褒めて褒めて育てたのだそうです。少しずつ少しずつ、あゆみは遅いかも知れませんが進歩していく“ラッキー”の、その諦めたり嫌がったりせずに頑張る姿に注目が集まり、観客の温かい後押しと本人の努力もあって、一躍人気者になったのだそうです。
 その土屋さんがおっしゃっていました。「何でも褒めればいいというわけではありません。あるレベルに達していなければ褒めません。厳しくするときは厳しく、褒めるときは褒める。その割合は個々のイルカによって違いますが、そんなめりはりが何に対しても大事なんじゃないかと思います」と。
 褒めること、厳しくすること、どちらも大切です。子ども一人ひとりの特性に合わせて、この二つをうまく使い分け、子どものよりよい育ちを見守っていきたいですね。
 7月2日(火)には、子ども達の願いのこもった手作りのお飾りが笹いっぱいに飾られた大竹に見守られながら、七夕音楽集会が行われます。自由遊びの時間にも進んで楽器を手にしている子ども達ですが、苦手意識をもった子も当然います。一つ一つの行事を乗り越えた先に見られる子ども達の成長した姿を信じて寄り添いながら導いてまいります。どうぞ、ご家庭でも当日を楽しみに迎えられるよう、励ましの言葉を掛けてあげてください。
 今後とも皆様方のご支援,よろしくお願い申し上げます。


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○みどり野幼稚園・未就園児対象園庭開放日○

 月に一度、未就園児の方対象に、みどり野幼稚園のお砂場とふたばルーム(別館1階・2歳児ふたば教室のお部屋)を開放します。天気の良い日はもちろん、雨の日もお部屋の中で遊ぶことが出来ます。お友達を誘って、是非遊びにいらしてください。
 9月は下記の日を予定しております。
   <日時> 9月10日(火) 10時~11時


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みどり野幼稚園の様子を、写真にてお送りします(写真毎で年度が違う場合がございます)。
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お泊り会

運動会

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